神奈川県川崎市麻生区の桜は、3月14日頃に蕾が膨らみ始めて例年よりも1週間以上早く開花しました。その後、雨が降り続いて寒さが戻ったりしたこともあって、4月初旬までと随分と長く楽しめました。
写真は、九兵衛が毎日朝の5時ごろにウォーキングをしている途中の桜の写真です。日数の変化が分かると思います。
これを書いている4月9日ではどんどんと北上が進み、今は本州の最北端の青森県での開花が始まっています。何年か前に訪れた弘前城も綺麗ですが、これから見頃だと思います。
今年は、お花見も4年ぶりに解禁になりました。外国では公園などの公共の場所で飲酒をすることは禁止されている国も多いので、桜の下で宴会をする日本の文化はちょっと珍しいかもしれません。日本は4月に学校などの年度が変わるので、卒業や進学、転勤などが集中します。多くの別れと出逢いがあるので、桜の下での宴会を誰も禁止しようとは考えていないですね。
桜のシーズンが終わると、すぐにハナミズキが咲き、そしてツツジが楽しめます。そしてゴールデンウィークの1週間ほどの休暇のシーズンです。このシーズンの最中にお茶摘みが始まる「八十八夜」が来ます。立春から数えて88日目なので今年は5月2日です。
もっとも、南の地方はもっと暖かいので、鹿児島の種子島では4月初旬には茶摘みを始めます。また、茶の品種によっても違います。茶の栽培適地の最北端で、かつ最も標高の高い美濃白川では5月中旬ごろが一番茶です。九兵衛も5月の連休が終わったら、いくつかの産地に行く予定です。