シティポップが世界中で大ブームになっていますね。
例えば、松原みきの「真夜中のドア〜stay with me」はSpotifyで1億9400万回も再生されています。
2020年末頃から急速に人気を集め、米国、英国、ドイツ、フランス、スウェーデン、豪州、シンガポール、フィリピンなど各国のSpotifyのバイラルチャートで1位となりました。Apple Music J-POPランキングでは世界83の国と地域で1位を獲得しました。韓国の有名DJやインドネシアのRainych(レイニッチ)さんのキュートな歌声のYouTubeなどで火がつき、松原みきの原盤が世界的ヒットになりました。
1980年代に日本で流行した音楽ジャンルをシティポップと言いますが、その頃にずばり青年時代を過ごした九兵衛としては、とても懐かしく心がうずくような気持ちです。
先駆けは、2016年にフューチャーファンクとして世界的に有名になった動画で竹内まりやの「Plastic Love (1984)」がサンプリングされたことのようです。フューチャーファンクとは、80年代のアニメやアイドル歌謡をサンプリングし、90年代に流行したアナログシンセサイザーで変調効果を使った音楽のことだそうです。そのうちに、日本の原盤にも火がつくという現象がおきているのでしょう。
いずれにしても、山下達郎、大瀧詠一、竹内まりや、松任谷由実、大貫妙子、杏里、松原みきと懐かしいサウンドが世界的に大ブームなのは、うれしい限りです。
これだけ人気のあるシティポップですが、検索で多いのはリラックスというキーワードです。例えば、80s japanese City PoP Playlist/ Best Relaxing Musicというような感じです。
ある研究では、シティポップは自然界にある風の音や川のせせらぎ、木の葉が揺れる音などあらゆる音域を使っていて、テンポも心臓の鼓動に極めて近いことが、リラックス効果をもたらしているとのことです。
これは瞑想や禅、そして日本茶を通じて禅の心身を保つ、ZENJIROが提唱する禅茶術とも似ています。あなたも、お好みのシティポップを聴いてリラックスしませんか?