ほうじ茶パウダーの使い方をご存知ですか?
ほうじ茶パウダーを使う場面って何をイメージしますか?
ほうじ茶のロールケーキ、ほうじ茶のクッキー、ほうじ茶プリンやほうじ茶ティラミス?
ほうじ茶パウダーを使ったスイーツを連想しやすいかもしれません。
ほかに何があるでしょう?
ほうじ茶ラテ。これも美味しいですね。でも、そもそもほうじ茶パウダーってなんでしょうか?
ほうじ茶パウダーって何?
ほうじ茶パウダーは、乾燥したほうじ茶を細かく粉砕してパウダー化したものです。
つまり、ほうじ茶の成分が丸ごとパウダーに入っています。それってどんな成分でしょうか?
ほうじ茶は緑茶を焙煎して作った茶葉のことです。ひとつは材料となる緑茶の成分、そして、もう一つ焙煎温度でその成分は変わります。
緑茶の成分として多く含まれているカテキンは、12%〜15%含まれています。カテキンは、一番茶よりも二番茶以降に多く含まれています。煎茶や玉露の旨みを代表するテアニンは一番茶に多く含まれています。
ほうじ茶の焙煎温度は200℃前後です。旨味のテアニンはアミノ酸の一種でタンパク質なので、このような高温で焙煎すると失われてしまいます。しかし、カテキンはポリフェノールの一種で、タンパク質ではないので焙煎してもしっかり残ります。
このようにして出来たほうじ茶を丸ごとパウダー化したものがほうじ茶パウダーです。
抹茶ブームの海外ですが、ひそかにほうじ茶パウダーも関心が高まっています。
ほうじ茶パウダーの特徴
当店の場合、ほうじ茶パウダーの粒度は15ミクロンです。
粒度は粉末の粒の直径で、飲料用は10〜80ミクロンが一般的です。
茶道で使うような抹茶は10〜20ミクロンなので、抹茶なみと言えます。
それより細かい粉末は、お茶ではありませんが、医療や化粧品用途になります。
食材として利用されるのは、やや細いスイーツ用途で40-60ミクロン程度、料理用で80ミクロンくらい、100ミクロンの場合もあります。
粒度が細かいと口当たりが滑らかになりますが、反面ダマが出来やすくなり、色や香りが薄くなります。
料理用などの粗い粒度では、香りは少し残りますが沈澱しやすくなります。
ZENJIRO(禅地朗)流の使い方
ほうじ茶パウダーのメリットは3つあります。
扱いが簡単なこと。
濃さを自由に調節できること。
割安なこと。
扱いの簡単さは、インスタントコーヒーのようにお湯を注ぐだけ。水でもかまいません。
ただ、水だとダマになりやすいので、少量のお湯で溶かしてから冷水を加えた方が良いです。
濃さを自由に調節できることは、最大のメリットです。
ZENJIROはほうじ茶ラテで楽しみたいときは250mlに対して3g(小さじ半分強)使います。
ミルクフォームに負けないように濃いめに作ります。また、ほうじ茶の香りを出したい時は、茶葉を抽出したほうじ茶に少量のほうじ茶パウダーを足して濃さを調整します。
逆に、薄く作って(1gで十分です)ストレートほうじ茶を作ってウォーキングの時のドリンクにしています。
カテキンの苦さが強いので、薄く作り、ちょっと甘さを足しても良いです。
また、意外に割安です。当店で販売中のほうじ茶パウダーで換算すると1g10円なので、ウォーキング用のドリンクに使った場合は、スポーツドリンクの1/10のコストですね。
まとめ
ほうじ茶パウダーはスイーツだけではなく、濃さを調節できるインスタントほうじ茶ドリンクとしてとても便利。
抹茶グレードのきめ細かさなので、香りは薄いけれども口当たりは滑らかです。
一回あたりの使用量は少ないので、とてもお得です。
ほうじ茶のカテキンをすべて摂取でき、健康効果を効率的に高めることができます。
購入はこちらで。